
生命保険とは、人の生命や傷病にかかわる損失を補償する保険で、保険会社が行っています。契約により、死亡や障害などの条件において、保険会社が受取人に保険金を支払うことを約束するものです。生命保険会社は、多くの人からお金を集め、株や不動産などで運用した利益で会社経費を賄い、必要な人に給付金や保険気を支払います。
生命保険には、死亡や高度障害時のみに保険金が支払われる「死亡保険」、満期まで生存している場合のみに支払われる「生存保険」、契約途中で死亡した場合や満期まで生存していた場合に支払われる「生死混合保険」があります。
保険商品の種類には、死亡保障を目的とした「定期保険」、一生涯の死亡保障を目的とした「終身保険」、病気やけが、入院に備える「医療保険」、一定期間の死亡保障と、満期保険金が同額の「養老保険」、子供の教育費や結婚資金などの資金準備を目的とした「こども保険」などがあります。
また、医療保険などの主契約に追加契約することで、主契約の保障内容をより充実させることのできる「特約」があります。死亡保障を上乗せする「死亡特約」、がんで入院した場合に支払われる「がん入院特約」、女性特有の病気で入院した場合に支払われる「女性疾病入院特約」などがあります。
民間企業の生命保険に似たもので、「共済」があります。共済は、相互扶助団体である共済組合が、組合員向けに行っている福利厚生事業です。ただし、共済は組合員のみに提供されるサービスのため、組合員になることが前提になります。また、組合員以外の人が共済を利用する場合、出資金を支払い、準組合員になることで利用できます。
共済では、保険の「保険料」に当たるものを「掛け金」、「保険金」に当たるものを「共済金」と呼び、組合員から集めた掛け金は、共済金の支払いと組合の事業費に使われます。余った掛け金は、年ごとに「割戻金」として、組合員に返還されます。 保険と共済の違い、それぞれのメリットとデメリットを理解し、自身に合った保障を選択しましょう。