
生命保険とは、人の生命や傷病にかかわる損失を補償する保険で、保険会社が行っています。契約により、死亡や障害などの条件において、保険会社が受取人に保険金を支払うことを約束するものです。保険会社は契約者から集めたお金を、株式や不動産などに投資し、利益で保険会社の経費や保険金や給付金を支払います。
保険会社には、契約者が払い込む保険料と保険会社が支払う保険金総額が等しくなる、「収支相等の原則」が前提になります。また、保険料には、将来支払うことになる保険金の財源に充てる「責任準備金」と、事業を運営していくうえで必要となる「必要経費」で構成されています。責任準備金や必要経費に余剰が生じると、それを契約者に均等に分配する「有配当保険」というものがあります。
有配当保険には、資産運用で予定していた利率より大きな場合に発生した余剰金を配当する「利差配当付保険」があります。また、余剰金を受け取らない代わりに、保険料を低く抑える「無配当保険」というものもあります。 生命保険は、保険の基礎となる「主契約」と、主契約だけではカバーしきれない保障の充実や、保険料払い込み方法などの契約を主契約に追加する「特約」があります。主契約の場合は、主契約だけでも契約ができますが、特約は、特約だけではできないので、主契約に複数の特約を付ける形で契約します。
保険の種類には、保険金の受取時期、保障期間によって、大きく「死亡保険」、「生存保険」、「生死混合保険」に分類されます。「死亡保険」は、死亡・高度障害時のみに保険金が支払われます。「生存保険」は、契約から満期まで生存している場合のみに保険金が支払われます。「生死混合保険」は、保険期間途中で死亡した場合や、満期まで生存した場合に保険金が支払われます。
特約の種類は保険会社によっても違いますが、一定期間の死亡保障を厚くする特約や、入院や手術、通院など、病気やけがの治療全般に備える特約、特定疾病や損傷の治療に備える特約があります。