
医療保険とは、病気やけがによる入院、手術の費用を賄うことを目的とした保険で、掛け捨て保険の一種です。大きく分けて、生命保険に特約としてつける「医療保障」と、終身保険や定期保険などの単独の「医療保険」があります。医療保険の主契約部分には、入院日額保障と、手術給付金が付きます。手術給付金は手術の種類によって、入院日額の10倍、20倍、40倍と決まっています。また、基本の入院保障以外に、「生活習慣病特約」、「女性疾患病特約」、「がん特約」など、特定の病気時に保険金が増額される特約を付けることもできます。
医療保険の保険金は、入院日数によって1日単位で受け取れます。ただし、保険金支払い対象となる日数は、入院日数の数え方により異なり、けがや病気で継続して5日以上入院した時に5日目から受け取れるタイプ、入院1泊目から受け取れるタイプ、病気の場合は8日以上継続して入院、けがの場合は5日以上継続して入院した場合、入院全日分を受け取れるタイプがあります。
保険契約が有効である保険期間には、「終身タイプ」と「定期タイプ」があります。終身タイプは保険期間に定めはなく、被保険者が死亡した時点で契約が終了になります。
定期タイプはあらかじめ決められた期間に達した時点で契約が終了しますが、保険会社で定められた年齢を限度に自動更新できる制度もあります。ただし、保険料は更新時の年齢によって再計算されるため、同じ契約内容であっても保険料が高くなることがあります。
医療保険は、死亡保険が必要ない人や主婦、保険期間が限られている養老保険や定期年金に加入している人に向いています。