
収入保障特約とは、保険者が死亡または高度障害になった場合、死亡給付金を遺族に年金形式で残すもので、終身保険などに特約として契約するものです。保険金の支払い方法は、毎年または毎月受け取れる形式なので、毎月の必要金額をどの程度の期間受け取るかを割り出しやすいのが特徴です。
定期保険や定期保険特約と同様のため、毎月の保険料は掛け捨てになり、満期保証金はありません。
また、収入保障特約には、定期保険や定期保険特約と同様で、短期の契約である「更新型」と、契約から保険期間までの長期契約で、途中更新がない「全期型」があります。死亡保険金を年金形式で受け取る場合、毎年の年金額は雑所得として税金がかかります。税務上では一時金として一括で受け取った方が有利になります。
収入保障特約の保険金支払い方法は、保険期間中であればいつ死亡しても年金額は一定期間支払われる「Aタイプ」と、逓減定期保険のように、契約後早い時期に死亡するほど保険金合計額は大きくなり、遅くなると一定額まで保険金合計額が減少する「Bタイプ」があります。
収入保障特約に加入する際は、必要な保障額と保障期間、AタイプかBタイプにするか、自動更新にするのか、長期にするのかを検討しましょう。また、収入保障特約は、死亡時の遺族の生活費を年金形式で残したい人に有利な保険ですが、満期保険金や解約返戻金が欲しい、貯蓄を兼ねて保険に入る、一生涯の保障が欲しいなどの人には向かない保険商品です。