
医療特約は、病気やけがなどによる入院費用を、保険給付金で賄う目的で加入する特約で、主に死亡保険に付属して加入します。医療特約は掛け捨てで、保障期間は主契約の契約終了や解約によって保障が消滅します。
医療特約は、病気による入院を保障する「疾病入院特約」と、災害や事故による入院を保障する「災害入院特約」がベースになり、どちらの特約にも、手術をした場合の手術給付金が組み込まれています。
保険金は入院日数に応じて受け取れ、生活習慣病やがん、女性疾病特約などの特定疾病の場合のみ給付金が倍額で受け取れるものなどもあります。ただし、1987年3月以前に加入した医療特約は、20日以上継続した病気入院で、入院全日分の給付金を受け取れる仕組みになっているため、注意が必要です。
死亡保険の特約の場合、入院給付金額と死亡保険金額が連動している場合があり、死亡保険金額を減額した場合、入院給付金額も減額になることがあるので注意が必要です。また、死亡終身保険の特約として医療特約を付ける場合、死亡保障は一生涯保障であっても、医療特約は80歳までなど、年齢が制限されていることがあります。
医療特約は、終身保険や自由設計型保険、年金保険に加入し、医療保障を厚くしたい、1つの保険契約で必要な保障に備えたい人に有効な特約です。特に終身保険は、保障期間が一生涯のため、医療特約も最長期間の80歳まで、もしくは終身を付けることができます。ただし、定期保険や養老保険のように、保障期間がある保険が主契約の場合、主契約の保険期間が終了すると同時に特約保障も消滅するので注意が必要です。