
先進医療特約とは、医療保険やがん保険に付帯して加入する保険商品で、保険会社が定める先進医療を受けた場合、自己負担となった分の技術料が支払われるという特約です。先進医療とは、厚生労働省が認定した医療機関によって行う医療技術のことで、がん治療の重粒子線治療、陽子線治療、歯科治療のインプラントなどがあります。
先進医療は、特定承認保険医療機関でのみ受けることができ、現在約100種類の技術があります。特定承認保険医療機関は、高度な技術を持つ医療スタッフ、質・量ともに十分な設備・施設であることを専門家や関係審議会で認められ、厚生労働省が承認した病院です。
先進医療の費用は、医療技術の種類や医療機関によって異なり、通常の治療と共通する診察や検査、入院料などの費用は、健康保険が適用されます。
一般の保険診療と同様に扱われるので、特定療養費として健康保険給付を受けられ、先進医療にかかる部分は自己負担になります。先進医療は、医療の進歩により新しい技術が追加される一方、一般の医療機関で行えるようになったため、保険診療に移される技術もあります。
先進医療特約は、高度な先進医療の自己負担分を軽減するために設定されました。特約保険金が支払われても、主契約の保障額が変わらないものが一般的ですが、保険商品によっては主契約の保障額が減額されるものもあります。 先進医療特約の保険料は、月額100円~200円程度で、通算保障額の上限は1000万円が一般的です。